おいしいおいしいきいちごジュース

とても よく はれた あたたかい ひ。
てんちゃんと りんちゃんは きいちごを つみに いきました。

きいちごは すっぱい から あまり すきでは ないのだけど、
てんちゃんが トロトロに につめて あまーい ジャムに して くれるんです。
その ジャムと かわの つめたい おみずを まぜると、あら ふしぎ！
とっても おいしい きいちごジュースの できあがりです。

りんちゃんは おおよろこびで いいました。
「きいちごジュースは おいちいね！ もっと のみたい けど、 がまんしようっと」
てんちゃんは ふしぎ そうに ききかえします。
「なんでよ？ おいちいんだから のんじゃいましょうよ」

すると、りんちゃんは げんき よく おへんじ しました。
「だってね！ がまんしたら また あしたも のめるでしょ？ あしたも ちょっと がまんすれば、 また あさっても のめるんだよ！」
てんちゃんは、 りんちゃんが また あしたも あさっても のみたいと おもって くれるほど きいちごジュースを きにいってくれたのだ、と よろこびました。
「そうね、まいにち ちょっとずつ のみましょうか」

こうして 2ひきは、おいしいおいしい きいちごジュースを まいにち たのしむことが できました。